JYPの新星7人組KickFlipは、“スケート技から生まれた名前”を掲げるボーイズグループ。ゲフンやミンジェらの物語を通し、わずか3年半という異例のスピードで掴んだデビューまでの道を紹介します。
KickFlip ― たった3年半で夢を掴んだ7人の物語
JYPの新星7人組KickFlipは、“スケート技から生まれた名前”を掲げるボーイズグループ。ゲフンやミンジェらの物語を通し、わずか3年半という異例のスピードで掴んだデビューまでの道を紹介します。
出典:Wikipedia
韓国大手JYPエンターテインメントから2025年1月にデビューした7人組ボーイズグループ、KickFlip。名前の由来はスケートボードの技「キックフリップ」。ここには「枠を飛び越えていく」という強いメッセージが込められています。
特別な理由はデビューまでの時間にあります。「たった3年半で夢を掴んだ」という物語。それは、ただの新人以上の存在として読者の心に響くはず。
グループの基本情報
- 所属:JYPエンターテインメント
- メンバー数:7人
- 名前の意味:スケートボード技“kickflip”=挑戦と飛躍の象徴
新人グループの紹介はあふれているが、Kickflipを語るなら「スピード」と「物語」を外せない。
デビューまでの道のり
彼らの出発点は2021年のサバイバル番組『LOUD』。
この番組で選ばれた数人のメンバーに、非公開で練習を続けていた生徒が合流し、Kickflipの形が生まれた。
通常、K-POPアイドルがデビューするまでには5〜7年の練習生生活を要することも珍しくない。
しかしKickflipは、わずか 3年半 という短さで舞台に立つことになった。
裏を返せば、その3年半は濃密な練習と下積みで埋め尽くされていたということだ。
メンバーのエピソード
ゲフン ― 9年練習生の苦労人
ゲフンはグループ最年長で、練習生歴は9年。
何度もデビューの機会を逃し、年齢的に最後のチャンスと言われる中で『LOUD』を勝ち抜き、ようやく夢を掴んだ。
長い下積みを経て舞台に立つ姿は、多くのファンにとって象徴的な存在となっている。
アマル ― 国境を越えた挑戦者
唯一の日本人メンバーであるアマルは、かつてYGの練習生としても活動していた。
一度夢が遠のいたものの、韓国に残り挑戦を続け、JYPでKickflipに合流。
異国で努力を重ね、再び夢を掴んだ姿は「粘り強さ」と「挑戦心」を象徴している。
ドンヒョン ― アイスホッケーからの転身
ドンヒョンは幼少期、アイスホッケー選手を目指していた異色の経歴を持つ。
スポーツから音楽への転身という大きな決断をし、グループの中で新しい可能性を開いた。
異分野からの挑戦は、Kickflipの多様性を体現している。
デビュー曲と世界観
デビュー曲「Flip it, Kick it!」は、疾走感あふれるビートに「挑戦」「飛躍」というメッセージを重ねた一曲。
ただかっこいいだけでなく、3年半の道のりを駆け抜けてきた彼ら自身を映し出すような楽曲だ。
まとめ
Kickflipは「新人グループ」という一言では収まりきらない。
9年の下積みを経て夢を掴んだ者、国境を越えて挑戦を続けた者、異分野から飛び込んできた者――。
それぞれの物語が重なって、わずか3年半でデビューを成し遂げた。
これから彼らがどんなステージを見せてくれるのか。
Kickflipは、次のK-POPシーンを動かす新しい風になるかもしれない。
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